【アドアーズ編 part2】さらば池袋のシンボル:アドアーズサンシャイン、40年の歴史

前回、アドアーズについての記事を書かせて頂きましたが今回はある店舗が閉店してしまうようなのでそれを題材として記事を書きます。

池袋のサンシャイン60通りで40年にわたり親しまれてきた老舗ゲームセンター「アドアーズサンシャイン」が、2026年1月18日をもって閉店することが発表されました。長年にわたり多くの人々の思い出の場所となってきただけに、このニュースはゲーマーたちに衝撃を与えています。

40年の歩みと愛された理由

アドアーズサンシャインは、1980年代から池袋のエンターテイメントの中心地として存在感を放ってきました。そうなったのにも明確な要因があります。

立地の良さ:

池袋駅東口からサンシャイン60通りを進んだ分かりやすい場所にあり、学校帰りや仕事帰り、休日の遊び場として常に賑わっていました。

幅広いゲームラインナップ:

クレーンゲーム、アーケードゲーム、そしてメダルゲームなど、フロアごとに様々なゲームが設置されており、あらゆる層の客層が楽しめる空間でした。

思い出の場所: 多くの人が青春時代や家族との楽しい思い出を作った場所であり、その歴史の長さが特別な存在感を生んでいました。

閉店の理由と業界の現状

店舗からの公式発表では「諸般の事情につき」閉店するとしており、具体的な経営難や建物の問題などは明らかにされていません。しかし、背景にはゲームセンター業界全体の厳しい状況があります。

スマホゲームの台頭: 現代では手軽に遊べるスマートフォンゲームが普及し、わざわざゲームセンターに足を運ぶ人が減少傾向にあります。

運営コスト: 家賃や人件費、最新機器の導入コストなど、店舗運営にかかる費用は依然として高く、採算を取るのが難しくなっています。

実際、アドアーズチェーン全体でも閉店が相次いでおり(例:アドアーズ池袋東口店は2025年1月25日に閉店)、業界全体が大きな変革期にあることを示しています。

メダルゲーマーからの声と記憶

メダルゲーマーのコミュニティでは、アドアーズサンシャインの閉店を惜しむ声が多く聞かれます。

「池袋といえばアドアーズだった。思い出のゲーセンがまた一つ消える…」

「最新機種もレトロ台もあって好きだったのに残念」

「メダル預けの期限とかどうなるんだろう?」

閉店は寂しいニュースですが、店舗のスタッフは「これまでの長年にわたるお客様のご愛顧に、スタッフ一同心より感謝申し上げます」と感謝の意を表明しています。

2026年1月18日の最終営業日まで、まだ少し時間があります。思い出のある方は、最後に足を運んでみてはいかがでしょうか。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です